1. HOME
  2. ブログ
  3. 【住職の言葉】足るを知ることは、自分なりの価値観を持つこと(10/29の朝礼にて)

【住職の言葉】足るを知ることは、自分なりの価値観を持つこと(10/29の朝礼にて)

町屋光明寺 住職の言葉

知足という言葉があります。
「足るを知る」という、老子の言葉です。

意味は、自らの分をわきまえて、
それ以上のものを求めないこと。
分相応のところで満足すること。

私どもは、常日頃から必要以上のものを求めてしまいます。
「食べ残し」や「使わないのに不要品」となることは多々あります。

本当に勿体ないことです。

同時に、このくらいで満足できるということを意識していれば、
よけいな欲望に煩わさせられることもありません。

なるほど、自分の分をわきまえ満足をすることは
とても良いことだと思います。

しかしながら「分をわきまえる」や「満足する」というのも
実に抽象的な表現です。

人徳者であれば道徳を尊び、
その様にすることもできるかもしれませんが、
現代は価値観の多様化の時代です。

人それぞれ違う趣味を持ちます。
オタクだっています。

心変わりもします。
例えば、日本チームが強ければ、
興味の無かったラクビーもすぐに好きになります。

この浮世の世界では、
心が定まらず「分をわきまえる」ことこそが一番難しい。

だから人は自分の心ではなく、いつも他人と比べたがるのです。

心が定まらないとはいえ、
できる限りは世間に流されない、自分の価値観を持ちたいものです。

それでもどうしても迷いが生じた時は、仏様にお参りしてください。
きっとあなたの判断を笑顔で後押ししていただけます。

南無阿弥陀仏

関連記事