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【住職の言葉】こころの備え(9/3の朝礼にて)

町屋光明寺 住職の言葉

9月1日は防災の日でした。

各所で災害時の避難方法の確認や訓練、
「非常食」などの蓄えへの関心が高まった一日でした。

「備えあれば憂い無し」と言いますが、
準備ができていれば何か起こっても心配はないので、
日頃から備えておくことが大切です。

しかし実際の文字と違い、何が起こってもという意味の中には、
人が想定されないことは入らないものです。

5mの津波は想定しても、東日本大震災の様な
30メートルもの津波は誰も想定できませんでした。

考えられること以上の災難も起こりうるのです。
だからこそ、備えるべきは、「こころ」なのであると思います。

いま起こっている災いに悲観・絶望せず、
悲しみながらもそれを受け入れることができれば、
精神の負担はグッと減ります。

あるもの・持っているものはいつか形を変えて無くなります。
その当たりまえを仏教では「諸行無常」と言います。

「諸行無常」を受け入れる「こころ」を伝えて行くこと、
それもお寺の役割の一つだと感じております。

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